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【引っ越し費用編】一人暮らし引っ越し前後にかかったお金と削減できる費用を細かく解説

みなさんこんにちは、さつまです。

初めての一人暮らしはどんなものが必要で、どれくらいのお金がかかるのか・・・

調べてみると何十万円と書かれていたりしますよね。ただしザックリとした金額しか記載されていないことが多いと思います。

そこで最近子供部屋おじさんを卒業した僕が、引っ越しの際にかかった費用をかなり具体的な金額で紹介していきます。

初めて実家を出たため似たような状況の方には、具体的な数値や削減できる費用など役に立つ情報があると思います。

一人暮らしの準備としてやったことや、必要な道具などは別記事で紹介していきますね。

下記に当てはまる人は、ぜひ本記事をご覧ください。

  • 一人暮らしを予定している人
  • どれくらいお金がかかるのか具体的な金額を確認したい人
  • 最低限必要なものを知りたい人
  • 子供部屋おじさんを卒業したい人

僕のダメっぷりプロフィールはこちら

さつま

20代後半
2022年2月中旬まで子供部屋おじさん
Fラン大学卒業
転職2回
大学卒業から無職を3回経験

こんな僕でも引っ越しを完了して子供部屋おじさんを卒業しました。

僕自身はあまりお金が無いので自分の許容できる範囲では節約してきたつもりです。

やろうと思えばもっとお金を掛けずに引っ越しや一人暮らしを行うことも可能だと思います。ご了承お願いいたします。

結論:転居にかかった費用の総額

転居することが決まってから、生活が落ち着くまで(転居後5日程度)にかかった総額は366,604円でした!!

こうやってみると大金は吹っ飛んでますね・・・ザックリとした内訳は下記のとおりです。

入居 初期費用217,075円
中部←→関東 2往復半分18,000円
電車移動費 2.5日分5,000円
荷物移動費23,529円
敷布団20,000円
家電セット50,000円
食器、箸4,000円
調理器具7,000円
カーテン10,000円
デスク12,000円
合計367,604円

※端数や細かく計算できないところは省いています。
※食費を除く

あくまで僕の場合となります。個々人で環境が異なるため、費用も変わってくると思います。目安としてみていただけると幸いです。

各項目の費用を詳しく紹介

ここからは各内訳について詳しく触れていきます。ここは削減できたんじゃないかと思うポイントや僕の工夫した点などについても記載していきます。

入居時の初期費用 217075円

今回かかった費用の中で半分以上を占める入居費の明細です。(汚くてすみません・・・)赤色の項目が今回削減できると感じた項目となります。

請求されたのは下記の通りです。
3月家賃 46,000円
3月共益費 3,000円
3月サポート料金 1,100円

2月家賃(日割り) 11,500円
2月共益費(日割り) 750円
2月サポート料金(日割り) 275円

フリーレント -46,000円
敷金 46,000円

鍵交換 19,800円
保証会社支払 25,050円
害虫、光触媒 37,400円 ※

仲介手数料 50,600円 ※
簡易消火器 6,600円 ※
火災保険 15,000円 ※

※部分が値段を下げることのできる部分だと思います。

僕自身転居先を決めるまでに時間がなかったのと、記憶があいまいだったので言い出せなかったです・・・(後で色々調べて削減できたと思いました)

今回契約した賃貸では、フリーレントといい最初の月の支払いをしなくてよい契約dでした。

1か月分(3月分)の家賃請求がありませんでした。また礼金が無いため、3月分の家賃と礼金があった場合は30万円を軽く超えていきますね・・・

安くできる費用についての参考動画はこちら(両学長 リベラルアーツ大学)

入居時の初期費用で削減できそうな項目

先ほど紹介した明細の中で費用をさえることができると紹介した下記項目について詳しく触れていきます。

害虫、光触媒 37,400円

仲介手数料 50,600円
簡易消火器 6,600円
火災保険 15,000円

合計 109,600円

10万円越えですね・・・費用を削減できないか調べた結果、30,300円に削減できることが分かりました!!

それでは各項目について詳しく見ていきましょう。

害虫、光触媒

なんかよくわかりません。特に説明もありませんでした。害虫の対策になるようです・・・

気になる場合はそのままでもいいと思いますが、これいらないので外してくださいと言えば外すことができるようです。

参考記事(目次 3サニタリーパックは断ることができる?)
https://shima55.online/2020/12/16/housecom-sanitary/

僕の場合はハウスコムとの契約だったため、他の仲介業者などでも類似したものがあった場合は外してもらうと費用を削減することができます。

害虫、光触媒 37,400円 ⇒ 0円

仲介手数料

今回支払ったのは家賃1か月分でした。仲介会社に支払う仲介手数料は最大で家賃の1.1か月分です。

しかし本来は、貸主(大家さん)0.55か月分、借主0.55か月分と決まっています。

ただし、貸主(大家さん)と借主に承諾をもらえば、片方から1.1か月分を請求できるとルールがあります。

そのため、借主が了承しなければ0.55か月分のみの支払いでもルール上問題ありません。

仲介手数料については、1.1か月分支払わないと契約してもらえないケースもあるようです。(多く払う側としては納得できないですよね・・・)

僕の場合後々分かったのですが、賃貸を管理している管理会社でも賃貸情報が公開されていました。

条件は仲介サイトに記載してある金額と変わらなかったため、もしかしたら仲介手数料を0円にできたかもしれません。(これは完全に憶測になります。)

仲介手数料 50,600円 ⇒ 25,300円

簡易消火器

調べてみたら不要でした。共用部分には消火器の設置が必要なようです。室内にまで置かないといけない決まりはありません。

因みに共用部分の消火器は貸主(大家さん)負担です。不安な場合は、モノタロウやAmazonなどでも手に入ります。

そちらで買った方が2/3程度の値段で購入することができます。

簡易消火器 6,600円 ⇒ 0円

火災保険

火災保険は賃貸契約時に加入が必須となります。しかし、仲介業者や管理会社が火災保険の会社を指定することはできません。

そのため、ご自身で契約をする旨を伝えて賃貸契約を進めると5,000円程度に費用を抑えることができます。

特におすすめなのがネットの火災保険です。自分で契約しないといけないことは手間ですが、費用が1/3になるのは大きいと思います。

火災保険 15,000円 ⇒5,000円~(プランによる)

初期費用を見直した結果は・・・ 

害虫、光触媒 37,400円 ⇒    0円   
仲介手数料  50,600円 ⇒ 25,300円
簡易消火器   6,600円 ⇒    0円
火災保険   15,000円 ⇒ 5,000円~(プランによる)

合計 30,300円

これに削減していない項目の合計107,475円を足すと、賃貸契約の総額は137,775円となります。

もともとは合計金額が217,075円だったため109,600円の削減をすることができました。

仲介手数料については仲介会社契約を行ってくれない場合があるようなので削減できるか微妙なところですが、それを加味しても従来の半分程度の費用になります。

僕自身今記事を書いていて、やっぱり言えばよかったと後悔しています。因みに費用について指摘する際は堂々と指摘しないと丸め込まれてしまうので、営業担当者に負けない気持ちで行きましょう。

遠距離移動費

中部←→関東 18,000円

僕は元々中部地方に住んでおり、現在は関東圏に住んでいます。今回の15,000円は2往復半分で1回の片道あたり3,000円程度です。

利用した移動手段は夜行バスです。幸い引っ越し前は働いていなかったので時間に余裕があったため利用しました。

因みに他の交通手段だと片道で下記のようになります。土日祝日など休日によって料金が大きく変わるためご注意ください。

  • 名古屋 東京 (片道)
  • 新幹線(指定席) 11,000円  約2時間
  • 飛行機(全日空エコノミー) 10,000円  約1時間
  • 夜行バス 3,000円 約7時間

快適性を求めるのであれば新幹線や飛行機に限りますね。僕の場合は3列独立シートや4列シートのダブルシートを利用していました。(隣に知らない人がいる状態で7時間を耐えることができません・・・)

4列シートのシングルであれば2,000円~乗車することができます。ただ次の日はかなりつらいので繊細な人は覚悟が必要です。

僕は転居するまでに2往復半の計5回夜行バスを利用しました。賃貸の内覧に2回行ったのと転居時です。

賃貸はどうしても自分の目で確認したかったので、ある程度の目星をつけて内覧に行きましたが、1回目では決められずに2回目で決めました。

そのため1回で決めることができればもっと費用を抑えることができました。

しかし、初めての物件内覧でもあったので、自分のイメージしている物件かどうか中々イメージすることができませんでした。

あまりよくはありませんが、イメージがわかない人は家の近くの物件を内覧してみるのもいいかもしれません。

また物件にもよりますが、オンラインで内覧をしている物件もあるため、そこで決めてしまえば、現地に赴く必要もないので費用を安くすることができます。

オンラインの内覧については仲介会社や管理会社に確認してみると良いです。

オンライン内覧で物件を決めた場合
18,000円 → 3,000円

電車移動費 2.5日分

夜行バスで到着した場所から、物件の最寄り駅までの電車代です。オンラインで内覧をした場合はかからない費用となります。

オンライン内覧で物件を決めた場合
5,000円 → 1,000円

荷物移動費

いわゆる引っ越し料金です。ここについては本人の荷物量や荷物の大きさによって変わってくると思います。

また、3月は引っ越しシーズンのため料金が高くなりがちなので注意が必要です。僕はクロネコヤマトの宅急便で配送しました。僕の荷物は下記となります。

120サイズ段ボール17個
※細かく言うと160サイズも2.3個混じっています。冷蔵庫などの家電は無し

クロネコヤマトの宅急便はクロネコメンバーズに入っていると10%割引となるのでかなり安く済ますことができました。

120サイズや140サイズ160サイズの段ボールを十数個のみの場合は宅急便がお得です。ただし、クロネコメンバーズの割引は必須です。

テレビや冷蔵庫などの家電がある場合は、クロネコヤマトの単身引っ越しパックがおすすめです。距離に応じて料金は異なりますが、僕の場合は28,600円~でした。

単身引っ越しパックは大きなかご車のスペースを自由に使えるプランで複数の段ボールと家電を送ることができます。

クロネコヤマトの単身引っ越しパックに類似したものとしては、日通の単身パックがあります。こちらは僕の場合は26,400円~でした。

料金は日通の方が安くなりますが、お届け日が集荷の翌々日以降となります。クロネコヤマトの単身引っ越しは最速で翌日となるため個人的に単身パックを利用する際はクロネコヤマトがおすすめです。

・ヤマト 単身引っ越しサービス
 単身引越サービス|ヤマトホームコンビニエンス

・日本通運 単身パック
 単身パックS・L(WEB割引き実施中) | 単身のお引越し |引越しは日通

※単身パックは大型家電や集荷日やお届け日によっては追加料金が発生することがあるため、要チェックする必要があります。

敷布団

僕は引っ越した初日にシュラフ(寝袋)で寝ました。掛け布団は宅急便で送っていましたが、敷布団は用意していませんでした。

硬い床で寝ることができなかったため翌日すぐに敷布団を購入しました。特にこだわりがあったわけではなく、目についたものを購入しました。寝心地については割といい感じです。

ニトリで購入しましたが、後から調べてみると6,000円で購入できる敷布団もありました。

そちらは購入していない為、寝心地についてはわかりませんが安く済ませたいのであればこちらで良かったかなと思います。

僕は掛け布団やシーツなどを宅急便で送っていましたが、準備していない場合はさらに費用がかさんできます。

敷布団
20,000円 → 6,000円

家電セット

家電については実家から一切持ってきていませんでした。個人的に一番困ったことは洗濯機でした。

自炊をする予定だったので、冷蔵庫も必要だったのですが、物件に小さな冷蔵庫が付いていたため、しばらくはそれで何とかなりました。

僕が購入したのはビックカメラの洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、掃除機、電子レンジの電化製品5点セットです。

ヤマダ電機など他の家電量販店でも似たような商品を出しているため、そちらを選ぶのでも問題ありません。正直何が違うのかよくわかりませんでした。

安価な3点セットや2点セットや少し値段のする3点セットなどもあるため、炊飯器などが不要な方はそちらを検討した方がいいと思います。

個人的には洗濯機は必須で自炊をするのであれば、冷蔵庫と電子レンジ、炊飯器が必要になってくるかなと感じました。

どれも必要なため、削減不可

食器、箸

特に自炊をする場合には必須になってくると思います。プレートやコップ、箸やスプーン、フォークなど実家から持ってきていなかったため、購入しました。

僕の場合、自炊をすると決めていたにも関わらず準備していなかったので、お皿と箸が無いのは致命的でした・・・

必要なため削減不可

調理器具 7,000円

こちらも自炊をするのであれば必須のアイテムになってきます。具体的にはフライパン、鍋、菜箸、お玉、まな板、包丁などでしょうか。

必要なため削減不可

カーテン

こちらも入居初日には用意ができなかったものでした。お昼は筒抜けで夜も電気をつけるとこれでもかというくらい筒抜けになっていました。

そんな中、寝袋で固い床で寝ていたためかなり惨めな気持ちになりました。

幸い近くにカーテン屋さんがあったため翌日に購入することができました。カーテンを購入する際はサイズがかなり重要となるため事前に確認してからカーテン屋さんに行かないと、窓にあったカーテンを購入することができません。

一番は内覧の際にカーテンのサイズを確認して準備しておいた方がいいです。

また、カーテンにはレースという白いカーテンと通常のカーテンを2枚を使用することが多いと思いますので、それぞれを準備した方がいいかもしれません。特に必要が無ければ、通常のカーテンだけでも大丈夫です。

僕の場合は防音性能もついているというカーテンを購入しました。他のカーテンより少し高かったのですが、効果は実感できませんでした。

防音性能のないカーテンを購入した場合

10,000円 → 8,000円

デスク、テーブル

こちらは個人的に必要なものでした。デスクトップPCに複数のモニターを接続しているため大きいデスクが必要だったため購入しました。

普通であればテーブルがあればそれで問題ないと思います。今後の転居を考えて持ち運びしやすいものを選んだ方がいいかと思います。

デスク、テーブル

12,000円 → 5,000円

まとめ

費用を見直したら下記のように削減できることが分かりました。

入居 初期費用217,075円137,775円
中部←→関東 2往復半分18,000円3,000円
電車移動費 2.5日分5,000円1,000円
荷物移動費23,529円23,529円
敷布団20,000円6,000円
家電セット50,000円50,000円
食器、箸4,000円4,000円
調理器具7,000円7,000円
カーテン10,000円8,000円
デスク12,000円5,000円
合計366,604円245,304円

今回の見直しで大きな削減ができたのは、入居時の初期費用部分でした。次いで内覧時の移動費となります。

初期費用については不要な部分をお断り、内覧時の移動費についてはオンライン内覧を活用するなどして経費を削減することが可能です。

引っ越し費用として367,604円かかりましたが、後から見直すと245,304円に抑えることができそうでした。

まだまだ高いと思いますが、10万円以上安くできる可能性があるというのはかなり大きいと思います。

本来で引っ越しが終わると、ここから食費や水道光熱費やネット回線など費用が掛かってくるためそれを見据えてお金を工面しなければいけません。

そのため、できるところはしっかりと支払額を少なくしていきたいですね!

細かく削減できるところはたくさんありますが個人的にはやはり、大きなウエイトを占めている入居時の初期費用の削減が大きいかったです。(費用削減の約9割が入居時の初期費用でした。)

今後はここの費用には絶対お金を払わない覚悟で臨みたいと思います。(2年以上先の話ですが・・・)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。