生活

【メルカリvsブックオフ】どちらで本を売った方がお得!?【比較、検証】

みなさんこんにちは、さつまです。

読み終わった本や、買って読まずに本放置していませんか?

ずっと置いていても場所を取るので機会があれば処分したい!と思っている方も多いと思います。

処分をするとなると捨てるよりも、売って少しでもお金にしたいですよね。

本を売るとなると、店舗に持って行って査定してもらったり、メルカリに出品して販売する方法が今では一般的です。

その際、

さつま

どうせ売るなら高く売りたい・・・

だけど手間はかけたくない・・・

と考えるのは普通ですよね?

そこで今回はブックオフとメルカリで売却価格にどれくらい差があるのか、手間がどれくらいかかるのかを調査し比較していきます。

また、それぞれのメリット、デメリットについて簡単にまとめてみました。先にそちらを紹介していきます。

メリットデメリット
ブックオフ手間がかからない
・すぐに現金化
・出張買取が可能(50冊以上の場合)
・査定が安い
メルカリ高く売れる・販売に時間が掛かる
・発送が面倒

一般的には上記のようなメリットとデメリットがあります。

具体的にどれくらいの差があるのか、以前80冊以上をブックオフで売った僕が、メルカリで売った場合の金額とどれだけ差があるのか、どれくらいの手間が発生するのかを調べてみました。

本の状態などによっても金額は変わってきますが、今回は約80冊とかなりの量を調べたため、ある程度参考になる情報だと思いますのでぜひご覧ください。

結論

今回売却した商品の一部です。

まず知りたいのはブックオフで査定してもらった場合とメルカリで販売した時の販売価格の差だと思いますので、そちらを公開します。

販売価格の差は34,400円となりました。

アイコン名を入力

メルカリで売ったと想定した場合46,700円
ブックオフでの買取価格は12,300円

差額は 46,700-12,300=34,400
となりました。

因みに売却した冊数などの条件は下記の通りです。

ブックオフ・・・82冊

メルカリ・・・71冊

82冊をブックオフで売却した場合の買取価格は12,300円でブックオフで売却した82冊の内、メルカリで取引履歴を確認できた商品は71冊で履歴から金額をザックリ自分で査定してでた金額が46,700円となりました。

メルカリの方がブックオフよりも10冊以上少ないのにも関わらず、販売価格では大きな差がありました。

※メルカリでの価格調査ですが、取引実績を見てこれくらいでなら売れるだろうと経験則のため販売可能な価格が正確でない可能性があります。

(個人的にはだいぶ控えめに価格を出したつもりです。)

先ほどは結論として販売価格の差を公開しましたが、実は価格の差は正確ではありません。
理由はメルカリには販売手数料と発送料があるためです。次で詳しく紹介します。

メルカリの手数料について

メルカリの販売手数料は10%、本の発送をする際に利用する配送方法は「ネコポス(らくらくメルカリ便)175円」かかります。

メルカリで販売した場合は46,700円となりますので販売手数料(10%)は4,670円

ネコポス(らくらくメルカリ便)175円は71冊を販売しているため、12,425円

手数料の合計は
メルカリ販売手数料(10%)4,670円 + ネコポス(らくらくメルカリ便 71冊分)12,425円 =17,095円 となります。

メルカリでの販売価格から手数料を引くと・・・
46,700-17,095=29,605円

そこからブックオフで販売した価格との差を出してみると・・・
29,605-12,300=17,305円

こう見るとさっきほどの迫力がなくなってしまいましたね・・・
売却価格には倍以上の差がついています。

発送にかかる時間(手間について)

メルカリで販売すると高く売ることができますが、その分手間がかかってしまいます。下記作業を自身でやる必要があるなど、おおよそでの時間となりますが1つの商品に10分程度の時間が必要となります。

ただし、まとめて発送するなど工夫することで時間を節約することができます。

・商品登録(5分)
・お客さんとのやり取り(2分)
・梱包(3分)
・発送(1分~)

商品登録(7分)

商品を発送するまでに一番時間のかかる作業になります。写真を撮って、紹介文を書いて、商品の詳細設定をして・・・
と作業をしていると時間が掛かってしまいます。

過去に販売された実績がある商品がある場合は、それを参考にすると作業時間を短縮することができます。

お客さんとのやり取り(2分)

メルカリあるあるの値引き交渉などの対応や、購入後にお客さんへあいさつや発送連絡などのメッセージなどの対応をする必要があります。

梱包(3分)

今回は本なので、ダンボールを使うことは少ないですが、最低限A4茶封筒などで梱包する必要があります。

そのため、実はここでも経費が掛かってしまいます。少し長くなってしまうため別記事にて梱包についての詳しい解説をします。

関連記事はこちら

発送(1分~)

コンビニに持って行くことで、発送することができます。近くにコンビニがある場合や通勤途中にでも寄って発送することが可能です。

今回であれば71冊なので、全部メルカリで売るとなると約12時間は必要な計算になります。
もちろん慣れてくると作業時間は短くできますが、こうしてみるとかなりの時間を費やす必要があるようです。

メルカリで売れないと・・・

商品が売れない場合は価格の変更を行ったり、売れるまでに時間が掛かり現金化が遅れる可能性があります。
そうなるとより多くの時間を割く必要や、お金が手元に来るのがどんどん遅くなってしまいます。

コスパ最強 ブックオフとメルカリの併用!

ブックオフで査定された本の中でも500円や300円で査定された本はメルカリで高く売れることがわかりました。
ブックオフでは500円や300円でも、メルカリなら1,000円や2,000円で取引されている本も多く確認できました。

ブックオフで300円以上の査定を受けた商品

そのため、あまりおすすめできる方法ではないですが、ブックオフで査定をしてもらい500円や300円で査定された商品は、ブックオフで売らずにメルカリで販売するのが楽で高く売ることができる方法になるかと思います。
もし査定してもらった際に合計金額のみを見せられたら各商品の査定を出してもらいましょう。

まとめ

ブックオフとメルカリでは下記の違いがあることが分かりました。

ブックオフ
手間をかけずにすぐに現金化ができる

メルカリ
時間と手間が掛かるが高く売ることができる

手間がかかるものの、やはりメルカリで売ったほうが手元に残る金額が2倍程度、高く売ることができました。

ブックオフで82冊買い取ってもらった場合と、メルカリで販売した場合、具体的には下記のようになりました。

ブックオフ
12,300円をすぐに現金化することができた。
50冊以上であれば出張買取も可能なため、本を店舗に持って行く必要がない

買取価格が安い

メルカリ
取引履歴を確認したところ46,700円で販売可能だが、17,095円は販売手数料や発送料でお金がかかる。

商品登録や発送をするのに71冊の場合は作業などで約12時間かかる。

売れない場合は値引きの設定でさらに時間が掛かったり、現金化するのにも時間がかかる可能性がある。

※82冊をブックオフで実際に買取をしてもらいました。
 うち71冊はメルカリで取引を行ったと想定。

今回僕は転居の荷物整理でいらない本を買取してもらいました。あまり時間がなかったため買取を依頼しました。
個人的にブックオフで売ったことを後悔していましたが、手間を考えるとブックオフに売って正解だったなと思いました。

また、本の置き場に困っているなど様々な問題も会ったりすると思うので、臨機応変に対応するのがいいかと思います。

いかがでしたでしょうか。ブックオフとメルカリのいいところを両方利用するというのが、個人的にはおすすめです。

手間と金額どちらを優先するかは人それぞれだと思いますので、この記事がちょっとでも参考になると嬉しいです。